世界的に「脱・プラスチック」に向けプラスチック製品の使用削減の動きが広まっており、大手企業が紙製のストローに切り替えたニュースは話題になりました。
しかし、紙は性質上水に弱く、多くの紙製ストローは使用後時間の経過とともにフニャフニャになってしまいますよね。
紙製以外のエコストローはないのかと疑問に思い、調べてみたところすでに多くの商品がオンラインショップに並んでいましたので紹介します。
目次を活用すると、読みたいところから読むことができます。
そもそもなぜプラスチックは問題なのか
プラスチックは、完全に自然に還ることができないからです。
プラスチックゴミは紫外線や波の力などで細かく砕けてもマイクロプラスチックとして残り、半永久的に溜まり続ける可能性があります。
すでに海の生き物や鳥からマイクロプラスチックが見つかっています。
それだけではありません。我々人間も、平均的に1週間に約5gのプラスチックを摂取していることが分かったとWWF(世界自然保護基金)が発表しました。
“No Plastic in Nature: Assessing Plastic Ingestion from Nature to People” WWFによりますとプラスチックはすでに空気中や食物連鎖の中に入り込み、人間は1週間に2,000ものプラスチックの小片を摂取しているとされています。
人体への影響についての研究は始まったばかりであり解明されていませんが、海の生き物にはすでに悪影響があったことは最近の報道からもうかがい知ることができます。
「脱・プラスチック」は人類が早急に取り組むべき課題の一つです。できることからすぐにでも始めていきましょう。まずはストローです!
地球にやさしい使い捨てストロー
筆者は4種類見つけました!
Amazonや楽天市場などのオンラインショップで気軽に購入できますので、ぜひ試してみてくださいね。
- バガスストロー
- 米ストロー
- 草ストロー
- 竹材ストロー
上から順にご紹介します。
バガスストロー
サトウキビストローとも呼ばれます。
サトウキビ搾汁後に残った不要部分(バガス)でつくったストローです。色はベージュが一般的です。
米ストロー
お米70%、コーンスターチ30%でできたストローで、なんと食べられます。天然着色料を使っており、ピンクやオレンジなど、プラスチックのストローのように種類豊富な色が楽しめます。
草ストロー
東南アジアに生息するレピロニアと呼ばれる植物を原材料にしたストローで、ほんのりと草の香りがします。ナチュラルグリーンがおしゃれです。
竹材ストロー
環境問題に積極的に取り組んでいる無印良品が販売しているストローです。
10本入りは税込99円で、100本入りは990円。約100円で気軽に試すことができますので、ぜひ無印良品に行かれた際は探してみてください。
当記事では、オンラインショップなどで手に入りやすいエコストローを4種類ご紹介しました。
つい100均などで安く入手できるプラスチックストローを使ってしまいがちですが、ぜひ今回ご紹介したエコストローも使ってみてくださいね。
読んでくださり、ありがとうございました。